テクニカル分析に最おいても大切なことは市場心理を読み取ることです。
どのように読み取るのかを説明していきます。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、チャートやインジケーターを使い、過去の値動きから相場を予測するものです。
たくさんのインジケーターやオシレーターがありますが、
これまで自分が勉強してきた中で、必要だと思うテクニカル分析のみを記載しようと思います。
ちなみに自分はローソク足とEMA(単純移動平均線)と移動平均線乖離率を使用しています。
ローソク足から読み取る市場心理
まずはローソク足から読み取る市場心理についてです。
ローソク足では、単純に強いか弱いか、ということを見ていきます。
どうやって見ていくかというと
自分は日足をベースにトレードしていますが、
押し目で切り返す陽線が出てきた→強いかも
ブレイクアウトした→強い
底で何回も反発した→底堅い
チャートでみているのはこの部分です。
あとはどのくらいの人が買ってきたのか、初動なのか?買われた後なのか?
という部分を見ています。
これをチャートでみると
このように市場心理をよみ、
自分は有利なポイントでエントリーできたか?
自分の次に買ってくれる人はいるか?などを考えていきます。
別にエントリーするポイントに遅い、早いはないと思うのですが、位置によっては暴落も頭に入れておかなければいけません。
インジケーターの使い方
インジケーターは多くの人が使用しているため、少なからずとも意識されてくる部分になるとは言えます。
例えばMAが下を向いているときに、少しいい材料が出ても転換をしていくことは考えにくいので、
少しの値幅を取っていくことになります。
しかし、大きな良い材料が出たときに、5MAの下を推移していたレートが
5MAを上回ってくるとチャンスだと思います。
もう、5MAを上回り、安い水準で購入できないと思った人たちが飛びついてくるためです。
MAがヨコヨコの場合は、いい材料が出ない限りは、相場も方向性を失っているので
短期の値動きでとっていく感じになります。
MAが上向きの場合は、ドル円だとドルに対して買いたい意欲があるので
ロングのトレンドフォローはやりやすいと思います。
このような時は、少しの悪材料で相場にそれほど影響がなければ買いのチャンスです。
トレードは普段の買い物と同じ
普段の買い物で、現在の価格が安ければ購入するし
高ければ購入を見送ると思います。
例でいえば最近価格が高騰している野菜を例にしましょう。
レタスのアベレージは1玉150円だとします。最近は気候の影響で豊作でよくとれるので100円になりました。
こうなれば安いのでレタスを購入しますよね?
しかし、レタスを買う人が多かったので300円に値上がりしました。
このようになるとレタスは買わないか、買う機会が減ると思います。
ではこのような条件を付けくわえたらどうでしょう?
レタスは地球温暖化の影響でなかなか取れなくなったので、平均価格を300円に上げます。
このように言われると、初めは抵抗があるかもしれませんが、購入するのではないでしょうか?
トレードもこのように、現在はどのような状況で
今の価格はどうなのか(安いのか?高いのか)によって買う人は多いか?少ないか?
と考えていくのが継続して収益を上げていくコツです。
普段割高なものを買わないのに、トレードになると買ってしまう。
価格が低いのに、割高なものは買わないと思います。
良い商品で割安なものを購入する。
これはトレードにおいても、現実においても変わらない事実です。
無知は最大の敵だと思っています。
なので、テクニカル分析だけをみてトレードするのではなく、
ファンダメンタルズ分析と両方を見ることで、資金の流れをつかむことが
勝ちやすいトレードへの近道ではないかと自分は考えます。
※FXトレードはXMを使っています。