FXトレードにおける損切りとの向き合い方

メンタル 資金管理

FXトレードにおける損切りとの向き合い方

NES

今日は損切りの考え方と向き合い方について勉強していこうと思います

FXトレードはXMを使っています。

損切りとは

損切りとは損失が出たとき(含み損)に売却をして損を確定させることを言います。

NES

損を確定するなんて嫌だよ。戻ってくるまで待てばいいじゃん。

なんて思うかもしれませんが、自分が考えた根拠が崩れた時点でそのトレードは負けになってしまいます。
例え戻ってきたとしても負けです!
むしろ戻ってきてプラスに転換したとなると、これほど悪魔のようで甘い蜜はありません。

この甘い蜜は後々破産への引き金となります、、、、

損切りラインの決め方

まずは自分の知っていたり、使っていたりする損切りラインの決め方について何個か上げていきたいと思います。

  1. テクニカル分析から損切りラインを決める
    このような場合は底からエントリーした場合は底の部分、サポートラインで入った場合はサポートラインを割れるまでなどです。
  2. 証拠金から損していい割合を決定しエントリー部分からロットコントロールを行う
    例えば100000円入金しており、そのうちの10%の10000円までの損失に抑えるとするなら、0.1ロットで100pips、0.2ロットで50pipsです。
    ここで注意したいのはロットを上げるとpipsの幅が狭くなり、損切り貧乏になりかねないので、ロットの調整は大切です。
    こちらの方法は1つで使用するのではなく(根拠ではなく資金管理であるため)、他の方法と使用することをお勧めします。
  3. 投入金額から損していい割合を決定する
    2と同じような方法で証拠金なのか投入金額なのかの違いです。
  4. 株や為替などの値動きの割合で決定する
    現在の価格から何%下落したら損切りをするかを決めます。
    例えば自分であれば、新興市場の株でデイトレであれば購入価格から5%下がれば損切りするようにしています。
    ゴールドであれば0.3%の下落で損切りをします。
    これは自分がそこまでの値動きであれば想定内と判断しているためです。なので想定外だと損切りをします。
  5. ファンダメンタルズで決定
    これは主に中長期に思いますが、例えばアメリカが利上げ来年に3回するとなったためドル円が上昇していったためロングで入った。
    しかし、FOMCがあり回数も変わらず、サプライズはなかったとなると織り込み済みでドル円が低下しました、となると損切りしたりです。
    株であっても業績が思った通りでなかったとなると損切りです。

損切りができない理由

ではこの損切りの方法を知っているからと言って、トレードで勝てるかというとそうではありません。
それは損はしたくないというプロスペクト理論があるためです。

損は早めに確定し、利益を伸ばすということを繰り返せばおのずとトータルはプラスになるということは分かると思います。
しかし、損をしたくない一心で損切りをしなかったがために、戻ってこずにずるずると下がってしまい、しまいには損切りできない金額まで下落してしまうことになります。
利小損大となるとどれだけうまくて、勝率が高かったとしてもトータルマイナスとなる可能性は高くなります。

では利小損大となる原因について何個か上げてみます。

  1. 利益が欲しいために、利益は早く確定してしまい、損を長い時間持つ
  2. 前の負けを取り返そうと大きなロットを張ってしまい、損切りができなくなる
  3. 調子がいい時に、調子に乗ってロットを上げてしまう
  4. 助かりたい一心で無限ナンピンを行う

これがかなり当てはまると危険だと思います。

損切りできないときの対処法

どうすれば損切りと向き合うことができ、資産を継続して増やしていくことができるのか。

  1. エントリーの際にSL(ストップロス・損切り)を必ず同時に置く
  2. SLをずらさずに自分の負けを認める
  3. 損切りくらってもそこから反転していくという可能性は半分で、たまたま反転して戻ってくるということはあるが、そんなことは未来にならないと分からない
  4. 例え大きく負けたとしても、またコツコツと利益を積み上げる
  5. 大きく負けたときはいったんパソコンの画面を閉じる
  6. SLとTP(利確ポイント)を決定するとあとはノールックトレード

まとめ

自分でルールを決めて守ることが一番ですが、やはり人間の本能はなかなか抑えることが難しいので、そこも受け入れてトレードしていくことが大切になってきます。
なので大きく負けてしまうことが時々あるかもしれませんが、それは人である以上仕方のないことだと思います。

大切なのはそのあとで、また熱くならずにコツコツと利益を積み上げていけるかどうかが、大切になってきます。
なるべくルールを守り、破ったとしても資産があるならまたやり直せばいい。
コツコツ積み上げ何%まで増やすことができたという成功体験はあるわけですから、そこからどれだけルールを守り、時々来るどかんと大きな負けを受けいれ、そのどかんをどれだけ抑えられるかが大切になります。

また、損切りはできなかったにせよ、計画以上の無限ナンピンをするというのは、人の本能ではありませんから、そこは変えられるところだと思います。
無計画なナンピンはしないこれは必ずルールに入れてください!

NES

難しく考えず、自分の本能と向き合い、ルールを構築しトレードを行っていきましょう!

FXトレードはXMを使っています。

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